#
一、Telegram の紹介#
Telegram(略称 TG / 電報)は、高い暗号化性とプライバシー保護を主な特徴とするインスタントメッセージングソフトウェアで、全世界で活発なユーザーは 7 億人を超えています。主な特徴は以下の通りです:
- エンドツーエンド暗号化:MTProto プロトコル(AES-256+RSA-2048)を使用し、秘密のチャットはメッセージの自動消去をサポート。
- 検閲なし:サーバーは海外にあり、データは第三者による監視を受けません。
- 全プラットフォーム同期:モバイル、PC、ウェブでサポートされ、チャット履歴はクラウドに保存されます。
- 超大ファイル転送:任意の形式のファイルを送信でき、グループチャットの上限は 20 万人です。
二、ダウンロードとインストール#
1. 公式ダウンロードチャネル#
- モバイル
- Android:公式サイトから APK をダウンロード(telegram.org)
- iOS:海外の Apple ID が必要(例:米国の App Store)
- デスクトップ:公式サイトで Windows/macOS/Linux バージョンを提供
⚠️ 警告:
- 「TG 中文版」などの第三者が改造したクライアントの使用は避けてください。マルウェアやプライバシーリスクが存在する可能性があります。
- 国内からのアクセスには科学的なインターネットまたは MTProxy プロキシの設定が必要です。
三、登録と認証#
1. 電話番号の選択#
- 推奨:海外の仮想番号(例:Google Voice)
- +86 番号の問題:
- 認証コードが受け取れない可能性があります(ネットワークを切り替えるか、何度も再試行してください)
- スパムアカウントとしてマークされやすく、プライベートチャット機能が制限されることがあります
2. スパム制限の解除#
登録後に非連絡先とプライベートチャットができない場合:
- ボットを検索
@SpamBot - 指示に従って返信:
I can’t chat with non-contacts.
No, I will never do any of this.
But I can’t message non-contacts.
- 審査を待つ(30 分から数日)
四、プライバシー設定(必須!)#
登録後すぐに調整してください:
- パス:
設定 > プライバシーとセキュリティ - 重要な設定の推奨:
- 電話番号:『連絡先のみ表示』に設定
- 最近のオンライン状況:見知らぬ人に表示を禁止
- グループ / チャンネル:『電話番号で見つける』をオフにする
- 自動削除メッセージ:1 週間 / 1 ヶ月後に削除するよう設定可能
五、主要機能の使用#
1. チャットモード#
| タイプ | 暗号化方式 | サーバー保存 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 通常チャット | クラウド暗号化 | はい | 複数デバイス同期、編集可能 |
| 秘密チャット | エンドツーエンド暗号化 | いいえ | メッセージの自動消去、転送禁止 |
秘密チャット操作:
- 会話を開く → ユーザーのアバターをクリック → 「秘密チャットを開始」を選択
2. チャンネルとボット#
- チャンネル:一方向のブロードキャスト(公式アカウントに似ている)、ディスカッショングループを追加可能。
- ボット:
@BotFatherを通じて作成し、ファイル変換、支払いなどをサポート。
3. メッセージ管理#
- 編集 / 撤回:通常のメッセージは 48 時間以内に編集可能で、永久に撤回することもできます(「相手のメッセージも同時に削除」を選択)。
- 自動消去:秘密チャットではカウントダウン削除を設定できます。
六、よくある質問#
1. 認証コードが受け取れない?#
- WiFi/4G ネットワークを切り替えてみてください
- 海外番号で登録してください
2. スパムグループに追加された?#
- 予防:プライバシー設定で「見知らぬ人にグループに追加を許可」をオフにする
- 対処:グループを退会後、追加した人をブロック
3. 接続に失敗?#
- プロキシが有効になっていることを確認し、Telegram の設定でシステムプロキシを使用にチェックを入れてください(デスクトップ版は手動で有効にする必要があります)。
七、安全に関する注意#
- 私的チャットを軽信しない:自ら連絡してくる「投資 / ギャンブル」情報は詐欺です。
- 受信番号プラットフォームの使用に注意:番号が回収される可能性があり、アカウントを失うことがあります。
- 二段階認証を有効にする:パス:
設定 > プライバシーとセキュリティ > 二段階認証